こんにちは!
Thinkです。
今回は水耕栽培に使用するグロウボックスを購入しましたので、紹介したいと思います。
①グロウボックスとは?
グロウボックスは、簡単に言えば屋内に設置するハウスのような物で、観葉植物の栽培に使用します。
グロウテントとも言うそうです。
↓今回は以下の商品を購入しました。(商品リンク)
屋外で栽培すると、虫や野良ネコといった野生動物の脅威と、風や雨といった自然災害の心配がありますが、室内栽培であればその心配もありません。
ですが、植物は基本的に光が必要なので、室内で栽培すると日光不足で成長が遅れたり、最悪枯れてしまいます。
グロウボックスは、中にライトを設置することで日光不足を解消できますし、外部と隔離することで、水や土が漏れても部屋を汚さずに済みます。
②何に使うのか?
初めに書いた通り、通常であれば観葉植物の栽培に使用するのですが、私は食虫植物の水耕栽培に使用したいと考えています。
前回の記事で紹介したサラセニアやハエトリソウは、冬になると冬眠して成長が止まってしまいます。
ですが、まだ小さい個体があるため、冬の間に育てておこうという魂胆です。
また、サラセニアの種も冬の間に発芽させることができれば、春に鉢植えに植えることができます。
そして食虫植物が水耕栽培に適している理由がもう一つあります。
それは、肥料が不要なことです。
もちろん、全く不要というわけではないのですが、通常の植物と比較して痩せた土地に生えている植物ですので、おそらく水と日光だけでもちゃんと成長すると思います。
そのあたりの栽培はほとんどやられていないと思いますので(というかやる人いないと思う)、個人的にも興味があります。
③どのように組み立てるか?
上の箱がグロウボックスで、下の2つの箱がグロウボックス内に設置する物になります。
グロウボックスを設置するのはとても簡単でした。
金属製パイプを組み合わせて骨組みを作り、そこに暗幕のようなカバーをかけるだけです。
暗幕の内側がアルミのような金属光沢があり、ライトの光を反射して効率良く光合成ができるようになっています。
サイドに穴が開いており、中に電源ケーブルなど、必要なユーティリティを導入することができます。
④中に設置する物
届いた部品の写真の右下にある物を中に設置します。
これは、植物専用のLEDライトです。
↓以下の物を購入しました(商品リンク)
なぜ植物専用かというと、ライトの色が白色ではないからです。
その理由は、色の三原色と植物の色に関係しています。
前に書いた環境計量士の記事の中で色の三原色について触れました。
白色は赤、青、緑のすべての光が混ざった状態です。
植物の色は基本的に緑色が多いです。つまり、白色のうち赤色と青色は吸収されていることになります。
そのため、残った緑色が人間の目に届き、「葉っぱは緑色」と見えるわけです(もっと詳しく書くと難しい話になりますので、おおざっぱに聞いてもらえればと思います)
そのため、植物用のLEDライトは緑を除いた色、つまり赤紫色になっています。
とても怪しい色に見えますが、これが植物の光合成に必要な光なのです。
ライトの中で所々光っていないように見える部分がありますが、これは目に見えない光(赤外線と紫外線)が点灯している部分です。
⑤まとめ
今回はグロウボックスについて紹介しました。
とりあえずグロウボックスの組み立てとLEDライトの設置が完了したので、徐々に水耕栽培を開始していきたいと思います。
もしかすると水耕栽培ではなく、土を使用した栽培をするかもしれませんが、グロウボックス内は隔離されているので、土や水が外に漏れだす心配がありません。
冬の間でも植物を育てることができ、場合によっては成長過程を撮影できると考えると、今からとてもワクワクしています。