こんにちは!
Thinkです。
今回は、ビジネスマン定番のPanasonic製ノートパソコン「レッツノート」
とはどのようなパソコンか紹介いたします。
↓以下のリンクの商品です。
昔、レッツノートQVとLifebook WU3/D2を比較する記事を書き、「とても惜しいノートパソコン」だと評価していますが、これはあくまでもタブレットパソコンとしての評価がメインの記事でした。
今回はノートパソコンとしての評価をしていきたいと思います。
↓過去記事
①レッツノートとは?
レッツノートは、Panasonic製のノートパソコンです。
今や数少ない日本国内で開発から生産まで行っているノートパソコンです。
その影響もあってか、東京2020オリンピック・パラリンピックの公式パソコンに指名されました。
運営管理など、スタッフ業務を行うためのパソコンということになります。
以下のラインナップがあります。
- LVシリーズ→14インチモデル
- SVシリーズ→12.1インチモデル
- QVシリーズ→12.0インチモデル(2in1)
- RZシリーズ→10.1インチモデル(2in1)
デスクトップパソコンは発売しておらず、すべてノートパソコンです。
すべてのモデルに共通する特徴は
- 高耐久性
- 手厚いサポート
- 長時間バッテリー駆動
- LTE対応
- バッテリー着脱式
- 豊富な端子類
です。
特に耐久性については徹底した研究開発と品質試験の賜物です。
- 76cm落下試験(電源入れた状態)
- 30cm落下試験(26方向から落下させる)
- 100kgf加圧振動試験
- 局部加圧試験
- 開閉試験
- キーボード打鍵試験
をクリアする耐久性があります。
これほど過酷な耐久性試験を行うのは、他にはレノボのThinkpadシリーズが有名です(拷問試験)
レッツノートがこれほど耐久性に重視しているのは、「すべてはビジネスのため」のパソコンだからです。
・落下試験は、机からの落下やカバンに入れた状態での落下を想定しています。
・加圧振動試験は、満員電車の圧力に耐えるためです。
・開閉試験とキーボード打鍵試験は、毎日使用するパソコンだからです。
加圧試験は、「田園都市線の満員電車の圧力に耐えるレベルの耐久性」を目的にしているそうです。
(私は乗車したことないのですが、そんなにすごいんですか・・・)
そして手厚い保証についてですが、他のノートパソコンメーカとは異なり修理工房を設けています。
もちろん、粉々に壊れた物は修理できませんが、一般的な故障であれば、東京秋葉原駅から徒歩5分の「LUMIX & Let’s note修理工房」で即日修理ができます。
以下にリンクを貼りますので、有事の際は是非ご活用ください。
次から各シリーズの特徴を書いていきます。
スペックの詳細は公式サイトをご参照ください。
②LVシリーズについて
モバイル性とデスクトップパソコンの作業性を両立させたモデルです。
今の時代には珍しく
- 光学ディスクドライブ搭載
- バッテリー着脱可能
- アナログRGB端子搭載
です。
バッテリーL搭載で1.39kgですが、14インチ液晶と光学ドライブ搭載しているパソコンの中ではとても軽いです。
バッテリー駆動時間がLサイズで18.5時間と長時間です。
③SVシリーズについて
12.1インチの液晶のモバイルパソコンです。
液晶は16:10のサイズ比です。
そのため、液晶の解像度が1920×1200ドットになっています。
一般的なノートパソコンの液晶解像度はフルHDの1920×1080なので、レッツノードSVと比較すると横幅は変わりませんが、縦に120ドット長くなっています。
そのため、文書作成等、縦方向の情報表示が重要な作業を行う場合、他のノートパソコンよりも作業しやすいです。
こちらもレッツノートLXと同様に
- 光学ドライブ内蔵
- バッテリー着脱可能
- アナログRGB端子搭載
です。
バッテリーL搭載で1.129kgなので、やはり12.1インチ液晶と光学ドライブ搭載モデルでは軽量です。
バッテリー駆動時間が19.5時間と、LVシリーズと同様長時間です。
③QVシリーズについて
12.0インチの液晶搭載の2in1パソコンです。
画面のサイズは3:2のサイズ比です(15:10)
解像度は2880×1920と、高解像度になっています。
SVシリーズでは16:10のサイズ比でしたので、さらに縦長になり、より正方形に近い形になりました。
このモデルは、上記2モデルと異なり光学ドライブは搭載していません。
その代わりタブレットモードになりますし、別売りですがタッチペンに対応しています。
重量も0.969kgと、2in1タブレットとしては軽量の部類になります。
ただし、過去記事でも書きましたが
- タッチペンを内蔵できない
- バッテリー駆動時間が10時間
が残念な点になります。
もしもタッチペン内蔵で、バッテリー駆動時間が20時間なら間違いなく最高の2in1モバイルノートパソコンになったのですが・・・
④RZシリーズについて
10.1インチの液晶を搭載した2in1パソコンです。
液晶は、SVシリーズと同様にサイズ比が16:10です。
解像度は1920×1200なので、こちらもSVシリーズと同様に文書作成で効果を発揮する液晶です。
このモデルもQVシリーズと同様に光学ドライブは搭載していません。
その代わりにタブレットモードになります。
ただし、タッチペンには対応していません。
重量は0.775kgと、他の機種と比較して一番軽量です。
バッテリー駆動時間は約11時間です。
⑤まとめ
レッツノートシリーズは、耐久性とサポートが優秀なので、日本企業が導入することが多いです。
昔は、モバイルパソコンの中でレッツノートに勝てるパソコンは少なかったのですが、最近では他のメーカーも薄型軽量、そして耐久性が高いパソコンが増えてきました。
特に最近発売されたレッツノートQVについては、Lifebook WU3/D2と甲乙つけがたい仕様になっています。
そのためレッツノートを購入するか悩んでいる方は、冒頭でも書きましたが
- 高耐久性
- 手厚いサポート
- 長時間バッテリー駆動
- LTE対応
- バッテリー着脱式
- 豊富な端子類
を基準に考えてみてください。