こんにちは!
Thinkです(Twitterアカウント👉https://twitter.com/Think_blog_2019)
今回は関数電卓を一般家庭でも使えば結構便利ではないかと思い、記事を書きました。
関数電卓といえば、学生や研究者が使う難しい電卓のイメージですが、その機能は家庭内で計算に使うのにも便利です。
具体的にどんな機能が便利かというと、計算したときの履歴が残ることが便利なのです。
普通の電卓の場合、計算するときに1つ前の入力値が表示されないため、計算途中で
誰かに話しかけられたりすると「どこまで入力したんだっけ?」となります。
関数の電卓だとこういったことがなくなりますし、「あれ?計算結果が合わない?」となったときに、入力しなおす必要がないので、楽に検証できます。
家計簿などを作成するときに、上記のような現象に遭遇したことがある方はぜひご覧いただければと思います。
①関数電卓とは?
科学、工学、数学を計算する上で必要な機能を搭載した電卓のことです。
一例として、普通の電卓と異なり、関数電卓では数値を入力すれば数学の統計で扱われる標準偏差や相対標準偏差や、各数値の相関を計算することができます。
②どのような点が便利か?
関数電卓は、普通の電卓と同じような使い方(四則演算)ももちろんできます。
では、どこが便利なのでしょうか?
それは冒頭でも書いた通り、計算式の履歴が残ることです。
もちろんエクセルでも計算式の履歴が残りますが、いちいちセルの中を確認して....といった作業をしなければならないため、手軽に利用できません。
関数電卓だと計算結果はもちろんのこと、その結果を出すために入力した数値がすべて画面上に残りますので、どこに入力間違いがあるのか、または似たような計算をするときに初めから入力せずに、前に入力した数字を変更するだけで計算できます。
③履歴の活用例
履歴をどのように活用するのか、例を記載いたしますのでご参考いただければと思います。
<決められた予算の中に入るように物を買うとき(組み合わせの検討)>
例えば1000円予算で値段が異なる5個お菓子を買うときのことを考えてみましょう。
100円+300円+250円+200円+150円=1000円といった感じです。
このような計算を普通の電卓で計算するときに、間違って150円を2回入力したり、300円と入力するところを200円と入力することがあると思います。
そうなると、合計が1000円にならないため、また初めから入力し直す必要がありますよね?
一方、関数電卓の場合は画面上に入力した履歴が「100+300+250+200+150+150」と表示されますから、どこで間違ったのか後で確認することができます。
また、300円と入力するところを誤って200円と入力した場合は、もちろん「100+200+250+200+150」となりますので、見返すことができます。
どちらも、誤った個所を修正して計算すれば、すぐに正しい数値が出ます。
<家計簿をつけるときに金額を合計するとき>
家計簿の計算方法も各家庭で異なると思いますが、例えば今の手持ちの金額と支出金額の関係性が一致しているか、金額の合計値を算出するとします。
例えば支出が1000円+2000円+3000円+・・・10000円のような支出があったとしましょう。
これを普通の電卓で計算した場合、途中で入力ミスがあるとはじめから入力し直しです。
関数電卓のリスト機能を利用して計算すると、以下の写真のようになります。
このリストは、リストを初期化しない限り残りますので、合計値を出力する前に見直すことができますし、合計値を出力した後でも、リストを変更して再計算することができます。
④まとめ
関数電卓があれば、普通の電卓を使用したときの入力間違いと比べて楽に修正することができますし、エクセルを使うよりも手軽扱えることがご理解いただけたかと思います。
ちなみに私が使っている関数電卓は、以下のリンクのものになります。
一般家庭で使うのであれば、そんなに高機能じゃなくて大丈夫です
統計計算(リスト計算)ができれば十分だと思います。
☟カシオの関数電卓