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【実機レビュー】iPad mini 第6世代 ~最高峰の片手で持てるタブレット~

こんにちは!

Thinkです(Twitterアカウント👉https://twitter.com/Think_blog_2019)

今回は、iPad mini 第6世代を購入しましたので、レビュー記事を書きました。

iPad miniは2012年に第1世代が発売され、その後は2019年の第五世代まではほぼ同じ筐体デザインのまま、2年おきに発売されてきました。

途中で高解像度のディスプレイになったり、若干サイズが変わったり、アップルペンシル第一世代に対応するなど、マイナーチェンジはありましたが、筐体デザインの大きな変更はありませんでした。

そして、今回新しく発売された、第6世代では大きなデザインの変更がありました。

主な変更点は

✅画面の狭額縁化

✅アップルペンシル第2世代対応

ですね。

画面の狭額縁化によって、従来モデルよりも筐体サイズをサイズダウンしつつ、ディスプレイサイズを大きくしました。

また、アップルペンシル第2世代に対応したので、アップルペンシル第1世代で話題になっていた、「いざ使おうとしたら電池切れ」、「充電中にキャップをなくした」、「ペン自体を無くした」ということがなくなり、より利便性があがりました。

と、ここまで書きましたが、これだけでもとても大きな変更があったことが伝わるかと思います。

以下に詳細なレビューを書きましたが、先にまとめますと、このiPad mini 第6世代は以下の方にオススメです

✅今までのiPad miniを使っていた方

✅片手で持てるタブレットが欲しい方

✅アップルペンシル第2世代対応の一番小さいタブレットが欲しい方

気になるけど迷っている方

①購入したiPad mini 第6世代の仕様

スペースグレイ
容量256GB
ディスプレイ8.3インチ Liquid Retinaディスプレイ(2266×1488ピクセル)
チップA15 Bionic 64ビットアーキテクチャ
アウトカメラ12MP広角カメラ、f/1.8絞り値、True Toneフラッシュ
インカメラ12MP超広角フロントカメラ、122°視野角
無線LANWi-Fi6対応、Bluetooth5.0
Cellular5G、LTE、nanoSIM
ログインTouch ID
ポートUSB Type-C×1(充電、ディスプレイポート、USB 3.1 Gen1対応)

一番高い構成で購入しました。

✅容量が多いほうが電子書籍を沢山入れれる

✅容量が多いほうがOS更新時にエラー(リンゴループ)が起きにくい

✅筐体が小さいので、ポケットWi-Fiとしても使える

という利点があるからです。

今回の販売構成は64GBモデルと256GBモデルしかありません。

64GBモデルの場合、OSも含めて使用可能な容量なので電子書籍のデータや動画データをいれると、限界ギリギリまで使用してしまうことになります。

もし128GBが選択可能なら、128GBでもよかったのですが、残念ながら今回は選択できないので、256GBを選択しました。

入れるデータやソフトがすでに決まっている人は64GBでもいいかと思いますが、今後様々な電子データやアプリを増やして使っていく方は256GBのほうが良いです。

Cellularモデルを選んだ理由は、当然ですが格安SIMを搭載することで、出先でもインターネットを利用できるのが一番の理由です。

しかも、他のiPadよりもコンパクト・軽量で携帯性に優れますのでiPad mini第6世代だけで使うときはもちろん、ポケットWi-Fiのように使うこともできます。

この記事を書いている時点で、一番小さいiPadですので、ほかのiPadよりもこういった使い方に向いていますね。

ただ、本機種は5Gに対応していますが、残念ながら5Gネットワークが日本全国に普及しておらず、恩恵を受けることは難しいです。

本機種に搭載されているチップはA15 Bionicで、同時発売のiPhone 13シリーズと同じものを搭載しています。

発売当時の最新チップを搭載しているので、処理スピードはもちろん十分ですが、OSのアップデートも長期間受けることができるので、より長く使うことができます。

②外観

大きさの比較 左:旧モデル 右:第六世代

アップルペンシルを付けた状態

電源ボタン(タッチID内蔵)と音量ボタン

充電ポートはUSB Type-C端子

筐体

電源ボタンとUSB Type-Cポートが搭載されている側面にスピーカーが搭載されています。

前モデルはスピーカーが片側にしかついていませんでしたが、両側についたことで、タブレットの向きで聴こえ方が変わりにくくなりました。

筐体の大きさも従来のiPad miniよりもさらに小型化しているので、手の小さい私でも片手で鷲掴みができます。

今まで10インチ以上のiPadも使ったことがありますが、片手で鷲掴みできませんでしたし、片手で持つには重いので、このiPad miniの大きさが丁度いいです。

ディスプレイ

前モデルよりも本モデルは狭額縁化(特に上下)されたので、筐体サイズを小さくなったものの、画面サイズが広くなっています。

ただ、液晶のリフレッシュレートが60Hzですので、アップルペンシルで書くと、iPad Proと比較して遅延が発生するのが気になりました。

とはいえ、実際に使ってみると遅延はあるものの正確にペンに追従してくれるので、普通にメモを取ったり、勉強する分には問題ないです。

問題があるのは、イラストを描くときや速記のような素早く書く作業の時かと思います。

このような場合は、リフレッシュレートが120Hz(プロモーションテクノロジー)のディスプレイを搭載したiPad Proシリーズをオススメします。

ポート類

USB Type-Cポートを搭載しています。

イヤホンジャックは搭載していません。

これまではライトニング端子でしたが、ついにUSB Type-Cになりました(iPhoneだけだよ!)。

USB Type-Cになったことで、周辺機器に接続しやすくなりましたが、特に外付けSSDが使えるようになったのがとても大きいです。

え?前のモデルでも使えたって?

使えましたが、ライトニングケーブルだけでは電力が足りず充電も同時にする必要がありました。

なので、本格的に使えるようになったのはUSB Type-Cポートが搭載された本モデルからです。

外付けSSDが使えるようになると何が良いかというと、パソコンで作業したワードファイルやPDFファイルあるいは動画ファイルを、外付けSSD経由でiPadに移動することができるからです。

もちろん逆も可能です。

ごくごく当たり前のことを書いているようにも見えますが、従来のライトニング端子を搭載したiPadの場合は、前述のように充電する必要があるため、ライトニング端子用のアダプタを別途購入して、それに充電ケーブルと外付けSSDを両方接続する必要がありましたし、USBフラッシュメモリーの場合はライトニングに変換して接続するなど、何かしらの変換を挟む必要がありました。

しかし、初めからUSB Type-Cを搭載しているiPadなら、変換も充電も必要なく、USB Type-Cケーブル1本で接続できます。

例えば私の場合は、サムスンの外付けSSDのT5をつないでデータのやり取りをしますが、USB Type-Cケーブルをつなぐだけで利用できます。

これが今回からiPad miniでもできるようになったので、とても便利です。

👇サムスン製外付けSSD T5の商品リンク

③鷲掴みで持つときの注意点

iPad miniは鷲掴みで持つことで、片手でがっちりホールドすることができますが、今回はアップルペンシル第2世代に対応したため、側面にペンシルが付いていますので、鷲掴みをするとペンシルが外れてしまいます。

ペンシルを外してしまうと、アップルペンシル第1世代と同じような問題が発生していまいますので、可能ならペンシルは付けた状態で使いたいものです。

そこで、私が購入したケースを紹介いたします。

ESR製のケースを購入したのですが、このケースは結構強力なマグネットを搭載しているため、開いて裏に回したフタをつかむことで鷲掴みすることができます。

開いて裏に回した蓋をつかむことができる

また、このフタは閉じた時にアップルペンシルを包むように閉じますので、本機器をカバンに入れた時に、アップルペンシルが外れるのを防止してくれます。

アップル純正のカバーだと、スマートフォリオがありますが、あれはアップルペンシルがむき出しになるので、カバンやポケットに入れた時にペンシルが取れてしまうんですよね。

ですが、このESR製のケースであれば、ペンシルが取れることはありませんし、ペンシルを付けた状態でiPadを鷲掴みにすることができます。

👇ESR製カバーの商品リンク

④まとめ

良い点

✅片手で鷲掴みできるサイズのiPad

✅USB Type-C端子搭載

✅アップルペンシル第二世代対応

✅4つのスピーカー搭載

✅5G対応

✅同時発売のiPhone13と同じA15チップを搭載しているので長期間のサポートを受けることができる

悪い点・今後期待すること

✅プロモーションテクノロジーに対応してほしい(120Hz駆動)

✅もう少し画面の狭額縁化をしてほしい

待ちに待ったiPad miniの新型モデルということで実際に使ってみましたが、アップルペンシル第2世代に対応した上に、筐体サイズは従来モデルから小型化、でもディスプレイサイズは大型化、そして端子がUSB Type-Cと、とても良い新モデルでした。

惜しむらくは、ディスプレイのリフレッシュレートがもう少し高ければアップルペンシルの書き心地がもっと良かったかなとは思います。

ただ、そこまで滑らかな書き心地が必要な方は、iPad Proシリーズを購入するかと思いますので、そのあたりはうまく差別化できているのかなと自分に言い聞かせています。

✅今までのiPad miniを使っていた方

✅片手で持てるタブレットが欲しい方

✅アップルペンシル第2世代対応の一番小さいタブレットが欲しい方

✅気になるけど迷っている方

は、是非ご検討ください。

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