USB PD

【レビュー】マウスコンピュータ製ノートパソコンMouse X4シリーズ ~高コストパフォーマンスでサポート充実~

こんにちは!

Thinkです(Twitterアカウント👉https://twitter.com/Think_blog_2019)

今回は、マウスコンピュータ様からノートパソコン「mouse X4-i7-E」のレビュー機をお借りすることができましたので、記事を書きました。

①レビュー機の仕様

今回お借りしたレビュー機の仕様は以下の通りとなります。

CPU: Core i7-10510U(4コア/8スレッド)

メモリ:8GB

記憶装置:SSD256GB(m.2)

ディスプレイ:14.0インチ フルHD(1920×1080)

インターフェース

・HDMI

・USB2.0

・USB3.0 Type-A×2、Type-C×1(USB PD対応)

・有線LAN

・サウンド:ヘッドホン出力/ミニジャック

・WEBカメラ(Windows Hello顔認証カメラ搭載)

・寸法:320mm(幅)×214.5mm(奥行き)×17.5mm(高さ)

・重量:約1.13kg

・バッテリー駆動時間:約12.0時間

②外観

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天面

筐体は、金属製でツルツルしています。

あくまでも個人的な感想になりますが、手触りはThinkPad x1 CarbonやLifebook W2/D2よりも良いです。

ザラザラしていないため、アルミ削り出しボディのMacbookやDELLのXPSシリーズのような感触です。

金属製の筐体なので強度があり、片手で持ち上げてもたわむことはないです。

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ディスプレイ面

ディスプレイの上部にWindows Hello対応のカメラがあります。

Lifebook WU2/D2と比較して上部も狭額縁なので、よりスタイリッシュに見えます。

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キーボード配列

キーボード配列は普通です。

他社のパソコンだとCTRLキーとFnキーが逆転しているパソコンがありますが、そのようなことはありませんでした。

キータッチについては、これも個人的な感想になるのですが、ThinkPad x1 Carbonを100点とすると、90点くらいです。

キーボード面を強く押してもたわみませんし、キーの反発力も強いです。

長時間文字を入力しても疲れにくいキーボードだと思います。

ただし、キーの下に隙間があるため、埃が詰まると故障につながるかもしれません。掃除をマメにしたほうがよさそうです。

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内部構造

裏蓋を開けて、内部構造を見てみました。

CPU用のファンが搭載されていますが、反対側にももう一つファンを搭載できるような構造になっています。

また、m.2 SSDは1台搭載されていますが、隣にもう一つスロットがありますので、交換・増設可能だと思います。

メモリはm.2 SSDの上部の黒いシートの裏に搭載されていて、取り外し可能です。

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右側面

右側のインターフェースは、USB Type-CとUSB Type-A、HDMI、電源ジャックがあります。

USB Type-Cは残念ながらthunderbolt3には対応していないのですが、USB PDには対応しているため、対応のACアダプターで充電可能です。

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USB PDによる充電
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左側面

左側面には、有線LAN端子とUSB Type-Aが2つ(片方USB2.0)、イヤホンジャックがあります。

薄型ノートパソコンで有線LAN端子を搭載しているのは珍しいです。無線LANがメインの時代にはなっていますが、有線LANが使えることに越したことはないです。

USB2.0を搭載しているのは、今の時代には合わないような気もしますが、マウスやキーボードを接続するのであれば、何も問題はありません。

③ベンチマーク 

Cinebench R20を使ってベンチマークを測定しました。

このパソコンには、コントロールセンターというソフトウェアが付属しており、処理能力を制限する「オフィスモード」と最高性能を出す「ハイパフォーマンスモード」が設定できます。

それぞれのモードでベンチマークを測定しました。

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コントロールセンター
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CINEBENCH R20測定結果(オフィスモード)
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CPU周波数と温度の関係(オフィスモード)
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CINEBENCH R20 測定結果(ハイパフォーマンスモード)
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CPU周波数と温度の関係(ハイパフォーマンスモード)

オフィスモードは、第8世代のCPUを搭載したノートパソコンと比較して少し低いですが、ハイパフォーマンスモードは高いです。

CPU周波数と温度の関係を見てみると、オフィスモードはCPUの周波数が測定開始から終了まで2GHz付近の一定値で推移している事から、一定の周波数で処理するように設定されているようです。

対してハイパフォーマンスモードでは、CPU周波数が3.2GHz付近で一定時間経過して、温度上昇と共に3GHz付近まで減少しているため、CPU温度が70℃付近になるまで周波数を上げる設定になっているようです。

他のノートパソコンだとCPU温度が80℃~90℃まで上昇し、CPU周波数も2GHz台まで減少することもありますので、優秀な冷却機能だと思います。

文章作成程度であれば、オフィスモードで問題ないです。

ただ、簡単な動画・画像編集などのCPUに高負荷を掛けるときは、ハイパフォーマンスモードに切り替えて行ったほうが良いです。

④バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間はBBenchを使用して、フルHD60fpsの動画を再生し続ける方法で測定しました。

測定条件は以下の2パターンで測定しました(モードはオフィスモード)

条件1:CPUパフォーマンス100%、輝度最大

条件2:CPUパフォーマンス50%、輝度最低

その結果

条件1:4時間37分

条件2:5時間23分

となりました。

動画再生だけでも4時間は続けて動画を再生することができたので、機内モードに設定したり、画面の輝度を下げるといった消費電力を下げる設定をすることで、文章作成程度であれば9時間は持たせる事が可能だと思います。

ノートパソコンとしては、一般的な駆動時間だと思います。

⑤まとめ 

良い点

✅薄型・軽量で14インチモバイルノートパソコン

✅金属筐体なので耐久性が高く、高級感がある

✅Core i7搭載なのにバッテリー駆動時間が長い

✅有線LAN搭載

✅顔認証搭載

✅筐体サイズの割に冷却機能が高い

✅用途によってオフィスモード、ハイパフォーマンスモードと切り替えが可能

✅USB PDで充電可能

✅SSDが2個搭載可能

✅SSDとメモリが換装可能なので、メンテナンス性が高い

悪い点・今後期待すること

✅SDカードスロットが無い

✅冷却ファンをもう一つ搭載してほしい

✅バッテリー容量をもう少し上げてほしい

✅WWAN対応してほしい

悪い点はほとんどありませんでした。

この機種の一番大きな魅力は価格とサポートです。

一般的に、このタイプのモバイルノートパソコンは高額な物が多く、14万円付近が相場ですが、この機種の価格はこの記事を執筆している2020年3月29日の時点で、初期構成の価格が113,080円(税込み)で、他社と比較して安いです(価格は変動する可能性があります)。

そして24時間365日電話サポートがあるため、パソコン初心者でも安心です。

↓サポートページで現在の電話窓口の情報が確認できますので、是非活用してください。

マウスコンピューター アフターサポートTOP

購入時にカスタマイズすることができますので、薄型、軽量で丈夫なノートパソコンを安く購入したい方から、パソコン初心者まで幅広いユーザーに合うノートパソコンだと思います。

公式サイトのリンクを掲載しますので、ノートパソコンを買おうか迷っている方は、是非参考にしてみてください。