こんにちは!
Thinkです。
今回は、クラウドサービス「GeForce NOW」について紹介します。
一言で言えば、「性能が低いパソコンでもパソコンゲームが遊べるようにするクラウドサービス」になります。
また、パソコン以外にもタブレットやスマートフォンでもパソコンゲームが遊べるようになります。
通常、パソコンゲームを遊ぶためには、遊ぶゲームにもよりますが、それなりに性能の高いパソコンでないと遊べませんでした。
このGeFoce NOWは、性能が低くて本来はゲームを遊べないようなパソコンやタブレット、スマートフォンでもゲームをできるようにするために提案されたサービスになります。
①GeForce NOWとは何者か?
GeForce NOWはソフトバンクが提供するクラウドサービスです。
通常、パソコンでゲームをすると、データ処理のために負荷がかかるため、性能が低いパソコンだとゲームを起動してもフリーズしたり、フリーズしなくても快適にプレイできないです。
そのため、「ゲーミングパソコン」では、ゲームのデータ処理をスムーズに行えるようにするため、高性能なCPUを搭載するとともにデータ処理専用の基盤(GPU)を搭載しています。
通常のパソコンと比較して高性能な分、ゲーミングパソコンは高額になりがちで、普及しにくいのが現状です。
ゲーミングパソコンが普及するためには
✅購入しやすい価格帯(10万円以下)であること
✅リアル・綺麗なゲームができる性能であること
✅快適にゲームできること
この3条件をクリアすればいいのですが、残念ながらリアル・綺麗な画質で、快適にゲームを遊ぼうとすると、どうしてもパソコンの価格が高額になってしまいます。
GeForce NOWは、この3つの条件のバランスを壊すために、「パソコンの性能」に左右されずにゲームができることと、パソコン以外の端末(タブレット、スマートフォン)でもパソコンゲームがプレイ可能にすることを目的に作られたサービスです。
②性能が低いパソコンやパソコン以外の端末でゲームができる理由
ゲームで遊ぶときに発生するデータ処理を、パソコンではなくGeForce NOWのサーバーで処理することで、パソコンに負荷がかからないようにしています。
つまり
~ユーザー側~
GeForce NOWのサーバーから送られてきた映像を元に命令(ボタン操作やキー入力など)をサーバーに送る
~GeForce NOW側~
ユーザーから受信した命令をゲームに反映し、ユーザーのパソコンに映像を送る。
という繰り返しによって、ゲームを遊ぶことになります。
ユーザー側で負荷がかかる作業は映像表示とサーバーとのデータ通信になりますので、ゲーミングパソコンのような性能は不要になる事が大きなメリットです。
③最低限必要な条件
性能が低いパソコンでもゲームが遊べると、書いていますが、推奨されているパソコンの性能とネットワーク環境があります。
例えば、Windowsパソコンの場合
・OS→Windows7(64bit)以降
・メモリ→4GB以上
ネットワーク環境は
・有線または5GHzのWI-FI環境
・15Mbps以上の通信速度(推奨は25Mbps)
が必要になります。
Windows7のサポートが終了したため、OSについては問題は無いと思いますが、ハードウェアについては申し込み前に注意が必要です。
④GeForce NOWの将来性
まず、この記事を執筆している2020年02月28日時点の状態を説明します。
正式版はまだリリースされておらず、クローズドベータテスト段階です。
クローズドベータテストは2月末で終了しますが、次は正式リリーズが行われます。
正式リリースの日付はまだ発表されていませんが、事前登録を受け付け中です。
次に将来性について説明します。GeForce NOWの特徴を考えると
✅デバイスを選ばない(今持っているスマートフォン、タブレット、パソコンで遊べる)
✅ゲーミングパソコンのような高額なパソコンを買わなくても良い
✅有名なゲームがプレイできる
✅これから高速通信網の5Gが普及する
これだけの条件が整っていますので、価格にもよりますが、普及すること間違いなしです。
⑤GeForce NOWで遊べる有名ゲーム
・フォートナイト
・テラリア
・SEKIRO
等々
上記のソフトは、ほんの一例になりますので、詳細を確認したい方は、公式サイトをご確認ください。
クローズドベータの段階で、これまでPS4やパソコンでしか遊べなかったソフトが多数ありますので、新規参入者が多くなることが予想できますし、今後の最適化が進めばさらにソフトが増えます。
以下のリンクから事前登録できますので、興味がある方はぜひ参加してみてください。